埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1313
■ 種類 論文
■ タイトル
Driver exposure to particulate matter in Bangkok
■ 著者   Wanida Jinsart  チュラロンコン大学
  Chanin Kaewmnee  チュラロンコン大学
  Mariko Inoue  帝京大学
  Kunio Hara  帝京平成大学
  Shuichi Hasegawa  埼玉県環境科学国際センター
  Kanae Karita  杏林大学
  Kenji Tamura  (独)国立環境研究所
  Eiji Yano  帝京大学
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 Journal of the Air & Waste Management Association, Vol.62, No.1, 64-71, 2012
■ 抄録・要旨 タイ・バンコクにおいて、PM2.5とPM10-2.5の運転手への曝露レベルを調べた。4つのルートを選び、雨季と乾季に測定を実施した。トゥクトゥク運転手のPM2.5の曝露濃度は、雨季は86μg/m3、乾季は198μg/m3であった。また、空調なしでのバス運転手のPM2.5の曝露濃度は、雨季は63μg/m3、乾季は125μg/m3であった。乾季のPM2.5とPM10-2.5の曝露濃度は、雨季の約2倍であった。これらは一般環境よりも高いレベルであるが、季節や車種によって変動していることがわかった。また、PM2.5に含まれる炭素成分を測定した結果、全炭素(TC)濃度は雨季よりも乾季の方が高かったが、PM2.5に占めるTCの割合は乾季よりも雨季の方が高かった。
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